仮面ライダー響鬼 飢える朱鬼

今回のテーマは「手段」かな？

□桐矢京介（中村優一さん）が天美あきら（秋山奈々さん）をストーカーもどきな「手段」をとってまで鬼を知ろう（？）とするのはなぜだろう？鬼になれば自分の運動神経が良くなってヒーローにでもなれるとでも思っているのかな？

□変身忍者「嵐」のような鬼の鎧が盗まれる。そして、魔化魍：ノツゴと戦う裁鬼を襲う。何が目的か分からないが正に「手段」を選ばない所業ですね。そして、今回もやられ役の裁鬼。ホント気の毒・・・。
　まあ、唯一自分が退治できなかった獲物を先取りされることを恐れての所業と思われるが、何も八つ当たりしなくてもいいと思うなあぁ。鬼をクビになったのも、その辺のことが理由なんでしょうがね。
　しかも、トドロキ（川口真五さん）の音錠を奪って朱鬼（片岡礼子さん）に変身して、琴が武器ですか？今度はビジンダーの真似のようですね。

□京介に鬼の修行と高校生活を併行して行っていることを鬼になれなかった時の為の保険と指摘されるあきら。オイラ自身も高校生の時に自分の将来を真剣には考えていなかったからな。ただ、鬼の修行も高校生活も「手段」であって、目標じゃないと思うなぁ。
　それに、憎しみの為に鬼になれば自分自身を滅ぼすことになると言うイブキ（渋江譲二さん）の言葉が正解だと思うなぁ。それに対して、イブキが「吉野の宗家だから・・・」って言われたら何も言えなくなると思うし、あきらの気持ちが分からないではないが、両親の仇以外は眼中に無いのかな？仇をとったら終わりなのかな？やはり「手段」を間違うと将来、鬼になった時に後悔することになるよ。
　イブキはやさしいから、ザンキ（松田賢二さん）にあきらの事を託したけど、破門って言われても仕方ない事を言ったと思うよ。

■予想
　朱鬼（片岡礼子さん）は両親もしくは近親者を魔化魍：ノツゴに殺されていて、その為再三の吉野の指示を無視して他の魔化魍退治には目もくれずノツゴ退治に専念する。その為、鬼をクビになる。
　今回、ノツゴが出現を予想して（魔化魍が出現するのは周期がある？）鬼の鎧を盗み、魔化魍を倒す機会を見ていたが、運よくトドロキの音錠を見つけて鬼の鎧よりも強い朱鬼になって挑む。
　そして、見事に魔化魍：ノツゴを退治するが、何か大事なことを忘れている事に気づく。それを見ていたあきらは（朱鬼が反面教師になって）、自分自身が間違っていたことに気づきイブキにあやまる。
　その後のあきらは
パターン１　鬼になることを諦める訳ではないが、暫くは高校生活を優先することを告げる。
パターン２　鬼になることを優先する為に、高校を退学することを告げるが、イブキの「今までの通りの生活でいいよ」と言われて素直に応じる。