仮面ライダー響鬼 甦る雷

今回のテーマは「悩む」かな？

・天美あきら（秋山奈々さん）は朱鬼（片岡礼子さん）と同じ境遇（魔化魍に両親を殺されている）であることを知る。そして、朱鬼から「憎しみは人を強くする」とイブキ（渋江譲二さん）と正反対のことを教えられる。
・吉野の決定で、鬼払いを宗家であるイブキが行うことになった。この席上のポイントは
　１）話を始める前にあきらを退席させたこと
　２）魔化魍：ノツゴの弱点が人を食うときに開けた口が唯一の弱点である
　３）ザンキ（松田賢二さん）が食われそうになった時に、朱鬼が必殺の音の矢を打ち込んだ
　４）これが元で、朱鬼は鬼を止めさせられ。ザンキは鬼に変身できなくなる程の怪我をした
でも、ザンキは自分の師匠に剣を向ける事に対して、イブキは自分の力量で朱鬼を鬼払いすることに悩んでいる。
・桐矢京介（中村優一さん）は安達明日夢（栩原楽人さん）に向かってヒビキ（細川茂樹さん）の弟子になって鬼になる宣言をする。明日夢としてはどうしたらいいか悩む。
・あきらはどんな気持ちで鬼になったらいいのか悩みをヒビキに打ち明ける。でも、ヒビキは答えを言わない。そこへ、イブキが現れてヒビキに「大事な話が・・・」と言って、あきらと別れる。このやり方ってイブキも悩んだ上での対応なんだろうけど、たちばなであきらを退席させたことと今回のことで、あきらはイブキに避けられていると感じたんだと思うなぁ。
・イブキはヒビキに鬼払いのサポーターをお願いするが、ヒビキからは快い返事が返ってこない。アキラと朱鬼が同じ境遇であり、あきらが悩んでいることをイブキ自身の行動（朱鬼の鬼払い）で解決してやれと言っているようでした。
・ザンキは朱鬼に、トドロキの音錠を返すことで全てを丸く収めようとお願いする。しかし、ノツゴへの憎しみの為にそれを拒否する。そこへ、あきらが現れて朱鬼に弟子入り志願し、あっさりとそれを了承してしまう。
・鬼払いの為に朱鬼の前に現れるイブキ。そして、あきらに自分のところへ来るように言うがあっさりと拒否。ヒビキに悩みを聞いてもらっていた時のあきらとは明らかに違う。イブキの対応のツケが回ってきたって感じです。
・あきらにとって更にショックだったのは、イツゴが現れて自分が食べられそうになっているのに朱鬼に「この時を待っていた」と言いながら必殺技で自分＝イツゴの口を狙われた。しかし間一髪、斬鬼に変身したザンキに救われる。
・朱鬼はイツゴに食べられそうになりながらも、自分ごとイツゴを殺せと斬鬼に言うが斬鬼は実施しない。朱鬼はそれを察し自分の必殺技で自分自身を打ち抜くことでイツゴを倒すきっかけを作り、斬鬼が音激斬：雷電斬震で止めをさした。
・朱鬼はその術により若そうに見えるが実際はトドロキのお婆さんよりも年上である。死ぬ間際、その術が解けて老醜を晒すのを避ける為にザンキに「死に顔を誰にも見られたくない」と頼み、ザンキは朱鬼の体全体を花で覆い尽くす。とても、鰹事件のときのザンキと同一人物とは思えない。
・あきらは朱鬼とイブキの対応の狭間で、雨の中で悩む。