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人類衝撃ミステリー記憶の超人スペシャル

 このTV番組を見ていて、先日まで読んでいた小説で「脳男」(首藤瓜於著)を思い出しました。
 第46回江戸川乱歩賞を受賞した作品なので読まれた方も多いと思いますが、自閉症だった主人公は富豪の祖父の英才教育(?)のお陰で、異常な正義感と思想・哲学、色々な学問を学ぶが自らの意思での行動がとれない。しかし、周りの人間から指示があると完璧に行動する正にコンピューターのような人間。そして、祖父と住む屋敷に泥棒が侵入、不幸にも火災にあうが、自らの意思では逃げることをしない主人公は大火傷になり、その時の体験が主人公の中にあった自らの意思で行動するスイッチをONにすることになり、数年後には祖父から教育された異常な正義感で、世の中の悪人を殺害していく。
 この小説の中では、自らの才能を悪い方向に使用してしまっていますが、このTV番組の中では、美術・音楽、記憶の分野で特筆した方々が紹介されていました。その方々には申し訳ありませんが、それぞれの才能が群を抜き過ぎているので、”紙一重”的な印象を受けました。何かを犠牲にしないと得れない”才能”なのかな?と感じました。

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