一人静
大河ドラマ「義経」を見ました。
義経(滝沢秀明さん)を想う静御前(石原さとみさん)が可愛く可憐に見えました。それに比べて北条政子の政治的な言動は正に封建的であった。ホント、可愛くない。
弁慶(松平健さん)が浜辺で顔を洗っているうちに溺れて気を失う、それを漁師の娘である千鳥(中島知子さん)に助けられ、彼女の家で気が付いて彼女の裸を見てしまう。このシーンは無理があり過ぎ。
・浜辺で顔を洗って、転んで溺れるかぁ?
・漁師の娘で力仕事に慣れているとはいえ、娘一人で弁慶程の大男を家まで一人で運べるかぁ?
静御前が京に戻る前夜、餞別に何かを渡そうと考えている義経に対して、静御前は「いつぞや私にここに残れと申されました。あれはまことで・・・?」「ならばそのお言葉だけで十分でございます」と言う健気さ・・・
そして、百人一首の皇嘉門院別当「難波江の 葦のかりねの ひとよゆえ みをつくしてや 恋わたるべき」を引用して、「鎌倉の 葦のかりねの ひとよゆえ みをつくしてや 恋わたるべき」と詠む教養の深さにも感服しました。
正に「一人静」の花に名前が残るだけの女性ですね。
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